「能登ワイン」 NselecT ヤマソーヴィニヨン 赤ワイン Recommended by いずみん

今回ご紹介するのは、やさしい時間が流れる奥能登の穴水(あなみず)の地で造られたワイン。
おすすめするのは隣町の輪島市、外浦(日本海に面した能登半島の沿岸部)の荒海で生まれ育ったいずみんです。

「能登ワイン」は能登ならではの風土を生かしたワインを造るワイナリー。
能登の気候、土壌、そして、そこに住む人たちの熱意によって造られたワインは「能登そのもの」です。
私がチョイスするのは「NselecT ヤマソーヴィニヨン 赤ワイン」。
色は青紫の濃い色調で、しっかりとした酸味、完熟した果実風味が感じられる1本。
「ヤマソーヴィニヨン種」とは、国内に自生している山ブドウと欧州系品種の代表格である「カベルネ・ソーヴィニヨン種」を交配し、品種改良した日本にしかないブドウ。
山ブドウに由来する野性的な香りと、どこか日本の原風景を彷彿とさせる素朴さ、それでいて骨格のしっかりとした味わいは、まさしく能登でしか造れないワインといえます。
なんでも、ワインは気候や土壌、地形などの特徴、葡萄の樹々を取り巻く環境すべてが味わいに影響されるそう。
牡蠣の養殖が盛んな穴水らしく、手間ひまをかけてつくった牡蠣殻を活用した土壌で、その土地のやさしさをいっぱいに吸収したワインに仕上がっています。

まるでヨーロッパの葡萄畑にいるかのような絶景を楽しめるワイナリーには、ワインはもちろん、地元産のお土産を販売するスペースも。
事前予約でワイナリー見学もOK!(しかも無料) 旅行客の方は能登空港でレンタカーを借りてのドライブもおすすめです。
私自身、冬は牡蠣小屋で牡蠣を頬張ったり、夏はスイカ畑にスイカを買いに行ったり、春や秋は魚もよく釣れるので、ワインの試飲をお目当てに(ドライバーはパパ)、子どもたちとよく訪れます。
先日も神奈川在住の妹家族とドライブ。
高校生の長男(甥っ子)は来てくれないけれど、その他、3人の子どもたち(年中♀・小1♀・小3♂)とたくさん遊んだ後、家に帰ってからは大人たちのお楽しみ、お土産に買ってきてワインを開けて乾杯!
最高に楽しく美味しい1日になりました!
(長男よ! 今度は遊びに来てネ。そして、成人したら乾杯しよう!)
